演奏を聴くということ ~効果的なピアノの練習方法~

  2017-03-26

ピアノと花演奏を聴くこと

演奏を聴くということは、とても大切なことです。演奏会、CDやラジオ、発表会で他の人の演奏を聴く・・・などといろいろな場面が考えられます。今日は「聴く」ことについてお話したいと思います。

積極的に聴く時間を持ちましょう。

有名な曲が弾きたい、CMで流れていたあの曲が弾きたい、ドラマで使われていたこの曲が弾きたい、どれも聴いたことがあるということになりますね。自分が弾くことにはたくさんのハードルがありますが、演奏を聴くということはとても気軽にできる、しかしとてもためになる「脳のための音楽学習」なのです。

知らない曲より知っている曲のほうが弾きたいし、弾きやすい。好きな曲に身をゆだねると幸せの脳内物質がでるという研究結果もあります。積極的に聴いて知っている曲を増やしていきましょう。

だれの演奏を聴けばいいのか?

結論からいうと、誰の演奏でもかまいません。いろいろと聴いてみて好きな演奏を見つけていくのも楽しみの一つですし、私はこんな風には弾きたくないと思うのも学習のひとつです。

何を聴けばいいのか?

これも何でもかまいません。クラシック名曲全集のようなものでもかまいませんし、たまたまつけたFMで素敵な曲が流れているかもしれません。そして、曲名を知っている、演奏者を知っているなどという知識も最初は必要ありません。とにかく、聴くことなのです。知識ではなく音楽に身をゆだねてみましょう

いつ聴けばいいのか?

これは、音を流せるタイミングであればよいと思います。集中して聴けるとき、リラックスして聴けるとき、また、バックミュージックとして流すだけでもよいでしょう。音を流す時間をたくさんつくってみましょう。機会があれば演奏会に行ってみると生の音楽の息づかいが味わえてまた格別の経験になります。

小さなお子さんには特にたくさん聴かせてあげましょう。

音楽に親しみをもち、「あの曲が弾きたい!」など、目標をつくりやすくなります。お子様にはあまり複雑でない、バロックや、モーツァルトなどの古典、メロディのわかりやすい曲などが好まれるようです。積極的に聴かせてあげたいものですね。

 

~次回は模範演奏として聴くことについてお話します。~

 

 

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