効果的なピアノの練習方法 ~ 譜読み その2
2016-02-22
練習番号をつけましょう
さて、最後までとりあえず両手で弾けるようになりました。まだまだ弾けないところもたくさんありますね。簡単に弾けるところと、難しいところがあるはずです。そこですることは、もう一度全体を見渡すことです。
最初にざっと弾いた時よりはどんな曲なのかがわかっていますね。大きなフレーズごとに区切って練習もしてきました。そこで、自分なりの区切ったエリアにABCでもよいし、1・2・3でもよいので、番号をふっていきます。
※このプロセスは、「楽曲分析」という作業につながります。理解度を高めることは、その後の演奏にも大変効果的です。
難しいところを集中的に練習しましょう
練習番号をつけてみると、どこが弾けていて、どこが難しいのかが簡単にわかります。弾けていないところを集中的に練習しましょう。もちろん、片手ずつでも練習します。
難しいところも弾けるようになったらもう一度通して弾いてみましょう。譜読み完成です!
譜読みは根気勝負!
弾けるようになったら、弾くのは楽しいですが、まだ弾けないものを弾けるようにするのは大変です。「こんなの無理だ!」と投げ出したくなることもしばしば。今回は譜読みのコツをお話ししましたが、最大のコツはやはり弾けるようになるまで根気よく練習することです。弾けるようになった時の喜びは格別です。少しずつ、目標と達成を繰り返しながら、さいごまで頑張りましょう!