効果的なピアノの練習方法 ~part 2~ 絶対音感と視唱

  2015-06-07

ドレミで歌いましょう。

楽譜が読めるようになってきたら、ドレミで歌いましょう。小さなお子さんの場合は、声に出して歌いながら弾くこともとてもよいですね。大人がとなりで一緒に歌ってあげるとよいと思います。弾いているときに何の音を弾いているのかがわかっていることは、とても大切なことです。初級の音が少ない時にドレミで歌う癖をつけると、音が多くなってきてもドレミを感じることができます。簡単なドレミを歌っているうちに絶対音感が養われていきます。

絶対音感を身につけましょう。

絶対音感とは、単独で音を聞いたときにそれが何の音なのかわかるという能力です。ピアノのようにいつも音程がある程度一定の楽器は、絶対音感を養うのに適しているといえます。(音程が一定でない楽器の例;ヴァイオリンなどの弦楽器は調弦をしてから、自分で音程をつくっていかなければなりませんし、管楽器なども温度差などによってかなり音程が狂ってきます。)

ドレミで歌う、歌いながら弾くことは、楽譜を読み(視覚)、弾く(運動)、歌う(話す)、自分で歌っているのを聞く(聴覚)と、感覚を駆使することができます。これによって脳が音を認識しやすくなるのです。絶対音感を身につけるのに最適です。

ソルフェージュ

ドレミで歌うことを、ソルフェージュの「視唱」といいます。ソルフェージュには「視唱」、「リズム」、「聴音」、「読譜」など様々なものがあります。どれも音楽を学ぶ上で必要な基礎になりますが、「ドレミで歌うこと」はその大切な第1歩になるといえます。毎日の習慣が大きな実を結びます。音符イラスト

 

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